ID-Blogger

GmailがIMAPアクセスに対応、ThunderbirdからGmailへメールの移動など連携を可能にする方法

1年とか2年に1回くらいのペースでPCを新しくしたり、フォーマットしてクリーンインストールしたりするのが定期行事になっています。
毎度の事ながらドライバやソフトを再インストールしたり、データや設定を移動したりと、面倒な作業がつきものです。
そんなワケで今年も新しいPCを仕入れたので移動作業を行っておりましたが、メールの移動に関してちょっと悩んでいました。

この1年で特に大きく変わったのがメール環境。
2007年の3月あたりからメールクライアントThunderbirdからPOPに対応したGmailへ完全に切り替わっていました。
しかしながらそれ以前のThunderbirdに溜まったメールが全部そのまま。Gmailも2006年5月から使っているので結構データが溜まっている。
新PCにThunderbirdを入れてデータごと移動すればいいんですが、地味に面倒な作業ですし、将来的にもPCのデータ移動があるハズなので、今のうちWebメーラーに移行してしまいたい...
そういえばGmailってIMAPアクセスに対応したんじゃなかったっけ?と思い出してググってみました。

おぉ!やっぱり対応してた♪
ThunderbirdはもちろんOutlook&Outlook ExpressとかWindows Mail、Apple Mail、他にはモバイル系でiPhoneとかWindows Mobile、Blackberryなんかも対応可能なようです。
という事でThunderbirdからGmailへメールの移動など連携を可能にする方法を残しておきます。
他のメールクライアントの設定方法を知りたい場合は、Gmailのヘルプから「Supported IMAP client list」というのを参考にしてください。英語ですが画像付きで解説されてますし、そんなに難しくないと思います。


IMAPとは?


ちなみにIMAPというのは
Wikipedia:Internet Message Access Protocol
メールサーバ上の電子メールにアクセスし操作するためのプロトコル。通常、日本では IMAP または IMAP4 といえば、IMAP Version 4 に国際化対応などの改訂がされた IMAP Version 4 revision 1(IMAP4rev1) のことを指す。

POP はユーザが利用中のサーバからクライアントにメールをダウンロードし、ダウンロードがすんだメールはサーバから削除することを標準的な利用形態とするのに対し、IMAP はメールをメールサーバ上に保存したまま管理する(RFC 1733 参照)。
この特性により、複数のコンピュータからメールを読む場合にメールの未読状態等の属性やメールフォルダの構成等が一元的に管理できる利点がある。プロトコルの仕様が複雑であったためあまり広く普及しなかったが、Netscape や Internet Explorer に標準で含まれているメールソフトが IMAP4 に対応し、また相互接続試験やプロトコルの様々な改訂・拡張により相互運用性が高まったため、利用者が広がった。

ようはメールサーバ上で管理するからメールクライアントにメールをダウンロードする必要がないって事ですね。
これは便利♪
では実際の設定方法について解説します。


Gmailの設定

Gmailを英語に設定

まずはGmailです。普通の設定のままではIMAPの設定は出てこないようです。どうりで気付かないワケだ...
Gmailにログインして[設定>全般]でGmailの表示言語を「English(US)」に設定しましょう。


GmailでIMAPを設定

メニュー類は全部英語になっちゃってますが、単純な英語なんでなんとかなると思いますw
次に[Settings>Forwarding and POP]でIMAPの設定を「Enable IMAP」に設定します。これでGmailの設定は完了です。


Thunderbirdの設定

Thunderbirdの設定を行います。Thunderbirdを起動して[ツール>アカウント]から「アカウントの追加」をします。
Thunderbird2.0の場合Gmailとの連携機能が強化され、アカウントの種類に「Gmail」が追加されています。これを選ぶと強制的にPOPにされてしまうので、アカウントの種類は通常の「メールアカウント」選択しましょう。
「あなたの名前」は任意で、「メールアドレス」には"○○○○@gmail.com"というお手持ちのGmailのアドレスを入れます。


ThunderbirdでIMAPを設定

サーバ情報でメール受信サーバの種類を「IMAP」にし、メール受信サーバに「imap.gmail.com」と入力します。


ThunderbirdでGmailアカウントを設定

受信サーバのユーザ名には、Gmailアカウントのアドレスを入力します。キチンと「...@gmail.com」まで入力しないとアクセスできなくなってしまうので注意しましょう。
Thunderbird側でのアカウント名は任意で入力してください。
これでアカウントの追加は完了です。


ThunderbirdでIMAPサーバを設定

Thunderbirdの[ツール>アカウント]で先程追加したアカウントのサーバ設定を変更します。
ポート番号を「993」に、セキュリティ設定を「SSLを使用する」に設定します。


ThunderbirdでSMTPサーバを設定

Thunderbirdの[ツール>アカウント]で送信(SMTP)サーバの設定一覧を出し、GmailのSMTPサーバの設定を選んで編集します。
ポート番号を「587」に、セキュリティと認証で「ユーザ名とパスワードを使用」にチェック、保護された接続を「TLS」に設定します。


ThunderbirdにIMAP対応Gmailが出現

以上でThunderbirdも設定完了!
左側のフォルダ一覧に先程追加したIMAPのGmailアカウントのフォルダが追加されているハズです。「受信トレイ」とかをクリックすると、パスワード入力画面が出ますので、Gmailアカウントのパスワードを入力してアクセス認証を行います。「パスワードを保存する」にチェックしておけば次回からの入力は省かれます。
認証に成功するとGmail側のメールがガガガガッ!っと表示されます。

Gmailのラベル機能はフォルダとして表示されるようです。Thunderbirdではタグ機能を使ってなかったので、この辺の検証は各自で行ってくださいw

ThunderbirdのローカルフォルダからGmailへメールをドラッグ&ドロップすると...
おぉ!ちゃんと移動してる!!
WebメーラーのGmailでも確認しましたがキチンと移動しているようです。


これで簡単にメールを移動できるようになりました♪
最後にGmailの設定を「日本語」に戻すのを忘れないようにしましょうw

コメント(2)

どうもありがとうございます!
とてもわかりやすい説明で、無事にメールの移動が完了しました。

>akiさん
約1年ぶりにシステム復旧させたとたんにコメントいただいてビックリしました!
古い内容の記事になってしまいましたがメール移動が無事に完了したようで何よりです。