上のゲームはのカプコンがPSP用「カプコン クラシックス コレクション」のプロモーションの一環として展開しているFlashゲームです。ゲーム関係に限らず映画や他の製品でも、最近こういったブログパーツを一般ユーザーに提供する事で、バイラルマーケティングを展開するというスタイルも定着してきた感があります。
ブログパーツだけでなく、ブログというコミュニケーションツールの登場〜一般化によって、ここ1年くらいの間に「プロモーションのカタチ」そのものが変わりつつあるあると実感させられます。
ブログとバイラルマーケティングの関係についてITmediaで"「ハルヒ」「男前豆腐」に見る、ブログ時代のヒットの条件"という面白い記事がありました。
男前豆腐店は「男前豆腐」「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」などユニークなネーミングの豆腐を販売する企業で、以前にも"マーケティング的チャレンジャー戦略?!〜ぶっ飛びネーミング"のエントリーで紹介させていただいております。
記事中で
男前豆腐店の社長は著書で「ブログ時代になってものの売れ方が劇的に変わった。1人のお客さんが惚れ込んで日記に書いたりすると、そこから一気に広がっていく。浸透時間が圧倒的に短くなってきてる。ブログの登場以前に比べると、口コミが広がる早さが全然違う」と述べているとありますように、情報の伝達速度がかなり上がってきている事が分かると思います。
ではブログを使ったマーケティングのポイントはいったい何なのか?記事中ではこのように結論付けています。
男前豆腐とハルヒの共通点は、(1)商品・作品のクオリティの高さ、(2)「他人に話したい」と思うネタの濃さ――だ。「重要なのは商品そのもの」と四家さんは強調。その上で、ブログの話題としてどうネタを提供するかがポイントになる。なるほど、一般的なマーケティングの認識として「どんなにマーケティングで頑張っても商品がダメなら売れない」というものがあります。つまりプロモーションというもの「宣伝する事」であって、顧客に対して商品を認知させたり購買意欲を掻き立てたりといった効果をあげますが、あくまで購入直前まで導く役目しかなく、売り上げにつながるかどうかは最終的に「良い商品」がある事が大前提となってくるでしょう。
ではそのポイントに従ってブログを上手く使えばいいんじゃないのか?となりますが、これまた記事中でシッカリ釘を刺しています。
ブログマーケティングと言うと、ブロガーにお金を払って自社に有利な記事を書いてもらおう、などと考える企業もあるが、それは読者にすぐに気付かれ、かえってマイナスになりかねない。口コミを"操作"しようと考えるより、クオリティの高い商品とネタを用意し、ユーザーとともに楽しむ姿勢が重要になりそうだ。代表的な失敗例として、SONYの"ウォークマン体験日記"というウォークマンAのキャンペーン・ブログがあげられるでしょう。
この件についての詳細はFACTA onlineの阿部重夫編集長ブログのソニーの「沈黙」3――血祭りになったヤラセ「体験日記」に書かれておりますので参考にしていただければと思います。
ブログを上手に使って(ネタを提供して)成功する企業もあれば、永遠とネットに恥部をさらす結果を招く企業もあります。いずれにしても恐れてばかりでは結果はついて来ません。
バイラルマーケティング的な効果を狙うなら、ブログとの深い関係性を頭に入れ、リテラシーを高めておくべきという事になるのでしょう。
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