ふと立ち寄った本屋でビジネス書のコーナーをぶらぶら見ましたが、タイトルだけ見て「空虚だな」と判断して店を出ました。
ビジネス書とかハウトゥ本とかは風化が速いし、著者の私観が強すぎて参考にならないものばかり…。こういうの参考になるんですかね?
現時点で「livedoor社長堀江氏の逮捕」がHOTなネタとして各メディアを賑わせております。この件に関していろいろ思うところもありますが、時事ネタという事もありますし、今回はチョイと違った視点から書きたいと思います。
前述の逮捕劇や闇に葬られつつある「耐震偽装問題」とか、人類は日々刻々とエキサイティングなニュースに囲まれております。2006年現在で情報収集に利用しているマス媒体は”テレビ・新聞・ラジオ・雑誌”の4大メディアに加えて、やっぱり”インターネット”という事になると思います。これら各種メディアを並列的に閲覧しているのですが、実はすごく気になっている事があります。
昨年あたりから違和感は感じていたのですが、”4大メディア”と”インターネット”が伝える「情報の格差」がかなり拡大してきているような気がします。
”4大メディア”から報じられる情報・解釈・論点なんかは概ね同一のベクトルに向かっているのですが、”インターネット”に関しては”4大メディア”では伝えられない(伝えきれない?)情報・解釈・論点が莫大に溢れかえっており、中には目の覚めるようなネタまでゴロゴロあります。
特に「ホリエモン逮捕」と「耐震偽装問題」に関して実感せざるおえない状況になった原因は、やはりWeb2.0時代を象徴する「Blog」の一般化によって、個人レベルにまで情報発信のための技術・メディアが拡散した事があげられるのでしょう。
”インターネット”という情報の海をひと泳ぎしたあとに、”4大メディア”の放つギラギラした景色を見てみるとこんな感想が浮かんできました。
「空虚だな」とw
今まで”報道”だと思っていたものが「”伝えない”という手法の嘘」だったり「資本主義と政治に染まった情報操作」だったりと、実に中身の無い”空虚な報道”だったのではないか?と疑問を感じざるおえませんでした。
長々と書きましたがここまでが前置きでw
この件でふと思い出したのが、2004〜2005年にネット界を沸かせた「EPIC 2014」の話です。
ご存知の方も多いと思いますので詳細は書きませんが、日本語訳はdSb :: digi-squad*blogさんで公開されていますので、知らない方は面白いエンターティメントなので、この機会に知っておいて損は無いと思います。元々は2004年にネットで公開されたFlashムービーで、インターネット世界の未来を予測した実に興味深い内容になってます。
ザラッとした内容は「2008年にGoogleとAmazonが合併して“Googlezon”になる。2014年にはあらゆるニュースソースを個別にカスタマイズして配信する”EPIC”を発表。New York Times誌が最後の抵抗を試みるもあえなく衰退していく」というマスメディアの終焉と次世代メディアの可能性とありかたを見せてくれるストーリーです。
今の世の中というのは”マスメディア”が変わっていくのではなく、個々の配信する情報の海から、個々が必要とする情報のみを取捨択一していく”マスメディア”へのアプローチの仕方が変わっていっていると言えるのではないのでしょうか。
まさに「EPIC 2014」が垣間見せてくれた世界へと進みつつあるのかなと実感してしまいます。
2006年、あなたはどんな情報を信じますか?